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東京生まれ、大阪育ち。 飲食店やホテルで10年間料理人として働いた後、海外を放浪する。 北中米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを旅して気がついたら6年。 その後日本に帰国し、九州一周したのち大分県へ移住。各国で経験したこと、考えさせられたことを表現する場を作るためにカフェを開店。

椎茸モエコ、竹田市と姉妹都市のバートクロツィンゲンへゆく③

やっと温泉があるVITA CLASICAに到着し更衣室で水着に着替えた私は、人が流れていく方へと入っていきました。

 

入って行くとそこはまるで温水プール!

しかし温水プールではなく温泉プールなのだなぁとしみじみ。

最初に入ったのは屋内のプール。

プールの中では先生の指示に従ってエクササイズをしている人たちが。

機敏に動く先生。結構ハードな感じなので私だったらバテそうな感じ。

 

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外も開放的な温水プールの様で、温泉プールの中にジャグジーみたいなのがついていてそこに座ってまったりしていたり、ぐるっとプールを一周していたり。

 

プールの周りにはパラソルとイスがあり、そこで本を読んだり日焼けをしている人もいました。

とにかく温泉という感じが全然しないのでした。

 

椎茸モエコも温泉プールにジャブジャブ入った後にパラソルで一休憩。

青い空に突き刺さる太陽!

暑い!絶対日焼けするー!(日焼けなんて、もう何年も前から諦めているけど)と思いながら干されました。

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まさに椎茸の天日干し。

プールは温泉(なはず)ですが、においも特に温泉っぽいという訳ではなく無色透明。

そして長湯温泉と同じ炭酸泉なので、ものすごい量の泡が腕などにひっつくと思っていたのですが、そこまで泡々していませんでした。

それにしても、日本との温泉楽しみ方のこの違い!

日本では本当にリラックスするだけのものという感じですが、ドイツではリラックス+アクティビティという感じでした。

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他にも屋内プールが何箇所かあり、それぞれ温度が違う温泉プールがあったり屋内の雰囲気が違かったり。

 

それにしても広い広い!

敷地内には温泉プールの他にサウナやマッサージ施設、個室の温泉など追加料金で使用できる所もあります。

 

 

温泉を楽しんでいると、ふと思い出す。

「確かこのVITA CLASICAの中に日本庭園があると言っていたような…」

どこを探してもなく、地図を見てみるとどうやら有料のサウナの中にあるらしい。

 

 

サウナに入りたいわけじゃないけど、直入町(長湯温泉のあるところ)が一緒に作ったという日本庭園を一度見てみたい!

と沸々と見たい欲が出てきたので、サウナの受付のお姉さんに一目見れないか聞いてみることに。(なんてわがまま!)

 

 

すると快く施設に入れてくれました。

やったー!

しかし、サウナは男女混浴ならぬ男女混サウナで皆すっぽんぽんのため写真は撮れず。

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中に入ると、日本庭園は本格的な作りで趣がある感じでした。

しかし、男女混サウナだったためキョロキョロすることもできず、あまりじっくり見れずでした。

日本庭園の施設の中にはこの国際姉妹施設提携書が飾ってありました。

1999年なのでまだ直入町(長湯温泉があるところ)が竹田市と合併していない頃。

 

小さいけど、すごく趣のある建物。そしてバートクロツィンゲンと姉妹都市を結び友好を維持してきた歴史にちょっと感動。

 

サウナのお姉さんも英語が通じるし、優しいー!

と、ここで登場。長湯温泉の素。

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一袋だけ、というのは何とも恐れ多いけど、もらってくれました!笑

 

 

 

 

 

日本庭園も見れたし、何となく満足!

もう帰ろうかなーと思い、屋内の写真を撮っていると…

 

「ここ、写真撮影ダメだよー」

とおそらくドイツ語で優しく注意される。

受付で写真撮影の許可を撮っていたので、「許可はとっています」と英語で伝えるも、やはり通じず。

「ま、いっかー!」みたいな感じでその人は去って行くも、何だか不安になってくる椎茸モエコ。

 

心配性発揮。心がざわめく。

 

つづく。

 

椎茸モエコ、竹田市と姉妹都市のバートクロツィンゲンへゆく②

インフォメーションセンターの行き先がどうにかこうにか苦労しながら分かり(詳細はバートクロツィンゲンへゆく①を・・・)10分の道のりを歩いていくことに。

 

町の中には水が流れていたりきれいな川が流れていたり。

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水の豊富さが伺えました。

町の中に流れている川は何だか長湯温泉にある芹川を連想させられます。

 

町にはカフェで昼間からビール飲んでいたり楽しそうにおしゃべりしている人々が。

 

町を少し離れると川の側に芝があり木があり、木陰で休んでいる人や本を読んでいる人がチラホラ。

道の途中にはベンチがよく置かれているので足の悪いお年寄りの方にも優しい町づくり。

 

様々な年代の人がそれぞれ自分に合った過ごし方をしていて、何だかほのぼの。

色んな過ごし方を選べる町づくりって素敵だなと思いました。

 

 

歩いておそらく10分、せっかくスクリーンショットした地図を見ずにおそらくこちらだろうと歩いて来てしまった私は、大きな公園に迷い込んでしまいました。

park

公園にはへんてこオブジェや鳥の巣箱があり自然と人が共有している感じがするスペース。

緑がたくさんで気持ちいいなー!と思っていると何やらおじいさんとおばあさんが話しかけてきた。

 

 

え、何だろう?と耳を傾げると・・・

 

わ、わからーーん!!

ドイツ語だー!

 

粘り強く何を言っているか聞こうとするも、本当に分からない。

どんなに頑張っても分からない。

こんな時ホンヤクコンニャクがあったらなと切実に思う・・・。

 

とにかく、バーゼルから来たってことが伝わり、日本から来たってことも伝わり、温泉入りに来たってこともおそらく伝わった。

 

理解できないドイツ語と理解されない日本語英語で話していると、

「あ、そういえば長湯からお土産持ってきたんだ!」

と思い出す。

長湯温泉名物、「長湯温泉の温泉の素〜!」

と、バックから(これがホンヤクコンニャクだったらなと思いながら)取り出す。

1箱しか持ってきていなかったので1袋を渡すことに。

しかし!!

 

「いらないよ!」

 

と言われてしまった。

がびーーん。

そんな遠慮せずに拒否されるなんて!笑

 

おそらく日本語のみで書かれていたので何だかわからない変なものを渡されたと思ったのだろうか。

 

ドイツでは浴槽にお湯を溜めて入らないのかな、と思ったものの、ドイツ人はお湯を溜めてのんびり入る人も多いらしい。

 

・・・・とにかく、言葉が伝わらなくても何だか楽しかったから良し!

自撮り棒たるものを使う時が来た!と自撮り棒を使って一緒にパチリ。

それにしても、撮影ヘタクソ。

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広い公園をウロウロして、インフォメーションセンターにやっと。やっと!到着。

インフォメーションセンターの受付のお姉さんが女神に見える。

そして英語も通じる。

嬉しすぎる!

バートクロツィンゲンでの目的の1つとして、ジプシースマイルカフェでも置いてあるバートクロツィンゲン産のワインのぶどう畑の見学があったので、見学できないか聞いてみた。

しかし、月に一回ぶどう畑の見学と説明があるけどすべてドイツ語とのことで諦めることに。

info

 

もうちょっと町のことやワインのことを聞き出したかったものの、他のお客さんもいたため日本語のパンフレットをもらって念願のインフォメーションセンターを後にする椎茸モエコ。

 

 

 

vita何だかモヤモヤ。

でも、日本語のパンフレットがあるのに感動。

結構詳しく書かれている。

 

 

このモヤモヤを払拭するべく、インフォメーションのすぐ隣にあるVITA CLASSICAという温泉施設へ。

 

 

すごく立派な建物。

 

ワクワクしながら中に入り、

「受付はここですか〜?」

と聞くと(中の案内表示はほとんどドイツ語)、

「ここはマッサージを受けるための施設よ。ここを出てもう少しまっすぐ行ってね」

と言われる。

ほ〜。マッサージを受けられるのか。なんて贅沢な。

建物の中はワインレッドの様な色に統一されていて高級感があり落ち着く感じ。

 

さて、気を取り直して温泉施設の受付に行くとすごい行列が!

こんなに並ぶのか、とふと横を見ると券売機らしきものが。

操作してみるとどうやら券売機で買えそうなので買うことに。

温泉(といってもプールみたいな感じだけど)だけ入りたい人は15.20ユーロ。

サウナにも入りたい人はもう5ユーロくらい増し。

うん、、なかなか高いな。

長湯温泉なら家族風呂にのんびり入れちゃうような値段です。

サウナにはあまり興味がなかったので一番安いチケットを購入。

さて、何だか温泉に来ているというよりは家族連れがよく行く温水プールに来ているという感覚。(しかも1人で。)

 

 

入り口に購入したカードを入れていざ中へ!(帰りにこのカードを返却するのでなくさないこと)

中に入るとこれまただだっ広い更衣室がありました。

車椅子も置いてあり、段差もなくバリアフリーで個室の更衣室も広々。

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鍵の締め方がいいデザインすぎて分からず、頭の中が「?」でいっぱいになりました。

初めての空間に挙動不審ながらも何とか中に入ることができました。

さて、その全貌はいかに!

次回バートクロツィンゲンへ行く③へ続く…。

 

椎茸モエコ、竹田市と姉妹都市のバートクロツィンゲンへゆく①

グーテンターク!
ジプシースマイルのモエコです!
インドの日記を通り越して、とりあえず今来ているスイス、ドイツの日記を綴っていきたいと思います。
 
 
 
今日はドイツにある竹田市と姉妹都市のバートクロツィンゲンに行ってきました。
バートクロツィンゲンにも長湯温泉と同じ泉質である炭酸泉の温泉があり、1988年に当時の直入町長が視察団としてバートクロツィンゲンに行き、姉妹都市を結びました。
その後直入町は竹田市と合併し、竹田市が姉妹都市として引き継いでいます。
(竹田の方、間違っていたらご指摘お願いしますー!)
 
 
 
バートクロツィンゲンはちょうどフランスとスイスの国境の所にあり、町の標識やレストランのメニューはドイツ語とフランス語の両方の記載があることが多いです。
町を歩いていてもドイツ語とフランス語が飛び交っていました。
 
 
 
 
さてさて、電車で念願のバートクロツィンゲンの駅に到着して向かうはインフォメーションセンター!
 

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海外では町の中にインフォメーションセンターがあることが多く、パンフレットや地図も豊富で役に立つことが多いのです。

特にインターネットを自由に使えない旅先では現地の今現在の情報を得るのにすごく便利。

まずは色々情報収集しないとね!

とりあえず歩いていればあるだろうと思い街を散策がてら探すことに。(昔オランダで同じことを思って15分で着くところを3時間かけて行った苦い経験は忘れている私。。)

 
 
 
cafe
 
 
 
 
 歩いていると何だかおしゃれなカフェ発見!!
さっそく歩いて10分も経っていないのにおしゃれなカフェに入ることに。
女子はおしゃれなカフェに弱いのです。
 
 
 
 
いやーーーー
やはりお菓子の本場は違うー!
おしゃれなカフェにおしゃれなケーキ達がたくさん。
 (わ、肝心の写真撮るの忘れてしまった。写真の左奥のショーケースに入ってます)

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 うっとりしてると…
「注文は?」と聞かれる。(びっくりしすぎて英語で聞かれたかさえも分からず)
とりあえず美味しそうなケーキとコーヒーを注文。
 
 
 
 
ケーキ美味しー!
コーヒーにがーい!
マリアージュ!
 
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しかし、せっかちな私の気持ちはおしゃれなカフェにすらかなわず、15分くらいでお店を後にしてインフォメーションセンターを目指すことに…
 
の前にインフォメーションセンターがどこだか聞こう!
と店員さんに英語で聞くと、
「ノーイングリッシュ、ソーリー…」
 
 
 
えっ 英語が通じない!(わたしもそんな話せないけど。)
と、別の店員さんにバトンタッチ。
 
 
椎茸モエコ「あのー、インフォメーションセンターはどこにありますか?」
 
 
 
英語が話せるおしゃれなカフェ定員「インフォメーションセンター?私ここ出身じゃないから分からないんだよねー。」
 
 
 
がびーーん。
 
 
 
 
 
ここで諦めるものか!と椎茸モエコの反撃!
「温泉に入りに来たんです!姉妹都市の竹田市から来たんです!!」
 
 
 
 
 
頑張ったものの、もはや温泉の単語すら通じず。
一生懸命ジェスチャーして色々言い方を変えてみて、温泉の説明をするためにBATH(お風呂)という単語を言うと店員の目が輝く。
 
 
通じたか、と私の目も輝く。
 
 
が。
 
 
 
 
 
「あーーー!バスね!バス停なら100m先にあるわよ!」
 
 
 
・・・・!!
ここでゴングが鳴る。
私の負けです。
発音悪いしね、しょうがないよね…
似てるしね、、、
 
 
バス停に行きたいと思われた私はとりあえずバス停の方向へ。(日本人らしいなと自分で思う)
 
 
 
 
そしてバス停の先にあったオーガニックのお店の人にもインフォメーションセンターを聞くも分からず。
 
 
 
とぼとぼ歩いてるとドイツならではの木でできたおもちゃ屋さん発見!
 
 
可愛いおもちゃに癒されて現実逃避。
勇介がジプシースマイル用に砂時計が欲しいと言っていたので買う。
ついでにインフォメーションセンターがどこだか聞くと、、、地図を持って来てくれた!
ナイス!木のおもちゃの店員さん!
 
 
 
 
 
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地図を広げて、
「インフォメーションセンターは… あ、ここよここよ!」
 
 
椎茸モエコ「ほんとだ!インフォメーションセンター!あったーー!」
 
 
2人で喜ぶ。
 
 
そして聞く。
 
 
「ところで今はこの地図で言うとどこ?」
 
店員さん「……どこかしら。んーーーちょっとよく分からないわね」
 
 
 
 
えっ…
 
 
 
今どこか分からないなら行き方も分からないじゃん…
 
 
 
 
コントの様なやり取りにもう着いていけない椎茸モエコ。
 
 
と、お客さんで来ていたドイツ語しか分からないおばちゃんが「どれどれ、私が見てあげるわ」と言って見てくれた。
 
 
そして30分後……
 
 
 
30分前と状況変わらず。
 
おすすめのイタリアンの店やアパートメントホテルの話を(ドイツ語で)話されて余計頭の中はフクザツに。
頭の中がぐるぐるの状態でおもちゃ屋さんを出る。
もはやどっちから来たかも分からない。
 
 
 
 
途方に暮れながら携帯を開くと、何故かWIFIがつながっているっ!
 
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てことでグーグルマップを開き今の場所の確認。
そしてインフォメーションセンターの場所確認。
歩いて10分。
行き方をスクリーンショット。
 
 
 
てことで、無事インフォメーションセンターに着けそうでホッと一息の椎茸モエコ。
インドではあまり役に立たなかったグーグルマップ、やはり欧米では使えると実感。
インフォメーションセンターって今日何回言っただろうか。
 
とりあえず文明に感謝。
 
つづく。

テラがハーフバースデイ!

7月にジプシーズの仲間入りになったテラが、やっとこさハーフバースデイを迎えました\(^o^)/

 

まず、まだテラを知らない方のためにテラのご紹介から!

テラはボーダーコリーという犬種です。

私たちがオーストラリアを旅している時、ボーダーコリーを飼っているお家でお世話になり、その時からボーダーコリーの大ファンに。

猫好きから一転、犬好きになったのです。

将来ボーダーコリーを飼うのが夢となっていましたが、ちょうど名古屋のブリーダーさんがボーダーコリーの子犬を譲って下さるという掲示板を発見してすぐに連絡。

名古屋まで車を走らせたのでした。

名古屋までの道のりに車が故障するというアクシデントに見舞われながらも何とかテラを譲り受けました。

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ちっこいのに、車酔いもせず大分まで頑張ってくれましたー(*^^*)

さすがジプシー犬。

 

最初の頃は名前をどうしようか考えておらず、ボーダーコリーをもじって「ボダコ」って呼んだり、犬なのに小鳥って名前にしたらなんか可愛いんじゃないかってことで「コトリ」って呼んだりめちゃくちゃでしたが、「大地」や「地球」を意味する「テラ」という名前に決定。

テラと言うと、ギガ、メガよりもっと大きい数のテラと勘違いされることも多いですが、違いますー!

でも、大きい心持つ犬になってほしいとも思うので、そういう意味でもいいかもしれないですね(どんな犬だそれ)

飼い始めて4ヶ月ほどですが、あっという間に成長してびっくり。

あっという間に歯も抜け替わり、

あっという間に吠えるようになって

あっという間に大きくなっています。

子どももそうなんだろうなーと思いながら飼い始めた頃の写真を見てニヤニヤ。

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靴をかじるのが大好きでよく怒っていたなー

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予防注射打ってなくて車で待機させられているところ。

 

ボーダーコリーは牧羊犬で、とても頭がいいと言われています。

頭が良いかはまだ未知ですが、運動神経は抜群。

全速力で走っている姿を見ると

「さすがーー かっこいいーー」

って感心させられます。

 

 

最近はあべさんからもらったおもちゃがお気に入りで、いつもいつも持ってきては

「遊んで!投げて!」アピール。

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何回投げても飽きないし疲れてない様子。

すごいなぁ、体力。

しかし!感心している反面で牧羊犬のくせにヤギにびびったり

小さい犬に吠えられてびびって逃げたり、まだまだ子どもな面もあるテラ。

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たまに見せるマヌケな姿も笑えます。

これからの成長も楽しみだな〜〜

おりこうなボーダーコリーになってもらうように、しつけを頑張らなくては!

それではまた!

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プラスチック弁当容器との戦い!

 

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2016年9月にフランスで、プラスチック容器廃止の法案が可決されたのをご存知でしょうか?

ゴミ問題解決の第一歩。

欧米諸国では環境問題に関して人々が感心を持ち、様々な取り組みがされています。

ちょうどその時はGypsy'sでもお弁当の販売を考えていて容器について頭を悩ませていた時期でした。

悩んで悩んで、、、、

やっぱりプラスチック容器は使わないでやろう!!!

と決断しました。

 

 

〓プラスチック容器の値段か地球環境か

 

プラスチック容器と自然に還る容器とでは値段の差が約10倍のものもあり、安価で見た目も良いプラスチックを選ぶ店舗がほとんどですよね。

お弁当を販売するにあたって中身が見えた方がお客さんも買いやすいのではないかという提案もありました。

確かに中身が見えた方が見た目がいいし買ってくれるお客さんも多いかもしれない。

そして、小さいお店ということもあり正直、容器の値段を抑えたいという気持ちもありました。

しかし、私たちが旅をしてきて先進国が出してきたゴミによって自然が破壊されていると知ったとき、海に大量のマイクロプラスチックが浮遊していると知ったとき、私たちは深く考えました。

みんなが思っているよりもずっと自然破壊は進んでおり、それを見て見ぬ振りをしている人もたくさんいます。

私たちはお店を開いたばかりでもちろんお金についてシビアに考えなくてはいけません。

でもそれ以上に一人の地球に住んでいる人間として地球のことを考えなければいけないのです。

 

 

〓やっぱり…地球ありきの人間

 

海に大量のマイクロプラスチックが浮遊しているとそれを海にいる魚が食べてしまいます。

そしてそれを私たち人間が食べるのです。

そのうち海にいる魚は安全ではないから食べられなくなる時が来るかもしれません。

養殖の魚が出回るようになっても養殖の魚も安全とは言い切れませんし、全てが人工のものになってしまうのはどうなのでしょうか。

自然の生態系を崩してしまう人間は人間が生き続けられる地球にするためにも自然のことを考え、自然と共存することが大切です。

毎日食べているご飯も、息ができているのも、全て地球ありき。

その地球のことを一人一人が本当に考えていかなくてはいけない時がきたのです。

 

 

〓小さいお店から伝えられること

 

私たちのお店はごくごく小さく、私たちがお弁当の容器をプラスチックにしなかったからといって地球環境がすぐに変わるわけではありません。

実際こんな小さなお店なんだからプラスチック容器にしてもいいんじゃないかと頭をよぎったこともありました。

でも、誰かがしていないから自分たちもしないという見て見ぬ振りはもう見て、知ってしまった以上できません。

大分県の片田舎にある小さなカフェから、小さなことをコツコツとしていきたいと思っています。

お弁当の値段がちょっぴり高くなってしまうし、お弁当の中身が見えない不便さもありお客様には迷惑をかけますが、これを機に少しでも多くの人が地球について考えてほしいと願っています。