インフォメーションセンターの行き先がどうにかこうにか苦労しながら分かり(詳細はバートクロツィンゲンへゆく①を・・・)10分の道のりを歩いていくことに。
町の中には水が流れていたりきれいな川が流れていたり。
水の豊富さが伺えました。
町の中に流れている川は何だか長湯温泉にある芹川を連想させられます。
町にはカフェで昼間からビール飲んでいたり楽しそうにおしゃべりしている人々が。
町を少し離れると川の側に芝があり木があり、木陰で休んでいる人や本を読んでいる人がチラホラ。
道の途中にはベンチがよく置かれているので足の悪いお年寄りの方にも優しい町づくり。
様々な年代の人がそれぞれ自分に合った過ごし方をしていて、何だかほのぼの。
色んな過ごし方を選べる町づくりって素敵だなと思いました。
歩いておそらく10分、せっかくスクリーンショットした地図を見ずにおそらくこちらだろうと歩いて来てしまった私は、大きな公園に迷い込んでしまいました。
公園にはへんてこオブジェや鳥の巣箱があり自然と人が共有している感じがするスペース。
緑がたくさんで気持ちいいなー!と思っていると何やらおじいさんとおばあさんが話しかけてきた。
え、何だろう?と耳を傾げると・・・
わ、わからーーん!!
ドイツ語だー!
粘り強く何を言っているか聞こうとするも、本当に分からない。
どんなに頑張っても分からない。
こんな時ホンヤクコンニャクがあったらなと切実に思う・・・。
とにかく、バーゼルから来たってことが伝わり、日本から来たってことも伝わり、温泉入りに来たってこともおそらく伝わった。
理解できないドイツ語と理解されない日本語英語で話していると、
「あ、そういえば長湯からお土産持ってきたんだ!」
と思い出す。
長湯温泉名物、「長湯温泉の温泉の素〜!」
と、バックから(これがホンヤクコンニャクだったらなと思いながら)取り出す。
1箱しか持ってきていなかったので1袋を渡すことに。
しかし!!
「いらないよ!」
と言われてしまった。
がびーーん。
そんな遠慮せずに拒否されるなんて!笑
おそらく日本語のみで書かれていたので何だかわからない変なものを渡されたと思ったのだろうか。
ドイツでは浴槽にお湯を溜めて入らないのかな、と思ったものの、ドイツ人はお湯を溜めてのんびり入る人も多いらしい。
・・・・とにかく、言葉が伝わらなくても何だか楽しかったから良し!
自撮り棒たるものを使う時が来た!と自撮り棒を使って一緒にパチリ。
それにしても、撮影ヘタクソ。
広い公園をウロウロして、インフォメーションセンターにやっと。やっと!到着。
インフォメーションセンターの受付のお姉さんが女神に見える。
そして英語も通じる。
嬉しすぎる!
バートクロツィンゲンでの目的の1つとして、ジプシースマイルカフェでも置いてあるバートクロツィンゲン産のワインのぶどう畑の見学があったので、見学できないか聞いてみた。
しかし、月に一回ぶどう畑の見学と説明があるけどすべてドイツ語とのことで諦めることに。
もうちょっと町のことやワインのことを聞き出したかったものの、他のお客さんもいたため日本語のパンフレットをもらって念願のインフォメーションセンターを後にする椎茸モエコ。
でも、日本語のパンフレットがあるのに感動。
結構詳しく書かれている。
このモヤモヤを払拭するべく、インフォメーションのすぐ隣にあるVITA CLASSICAという温泉施設へ。
すごく立派な建物。
ワクワクしながら中に入り、
「受付はここですか〜?」
と聞くと(中の案内表示はほとんどドイツ語)、
「ここはマッサージを受けるための施設よ。ここを出てもう少しまっすぐ行ってね」
と言われる。
ほ〜。マッサージを受けられるのか。なんて贅沢な。
建物の中はワインレッドの様な色に統一されていて高級感があり落ち着く感じ。
さて、気を取り直して温泉施設の受付に行くとすごい行列が!
こんなに並ぶのか、とふと横を見ると券売機らしきものが。
操作してみるとどうやら券売機で買えそうなので買うことに。
温泉(といってもプールみたいな感じだけど)だけ入りたい人は15.20ユーロ。
サウナにも入りたい人はもう5ユーロくらい増し。
うん、、なかなか高いな。
長湯温泉なら家族風呂にのんびり入れちゃうような値段です。
サウナにはあまり興味がなかったので一番安いチケットを購入。
さて、何だか温泉に来ているというよりは家族連れがよく行く温水プールに来ているという感覚。(しかも1人で。)
入り口に購入したカードを入れていざ中へ!(帰りにこのカードを返却するのでなくさないこと)
中に入るとこれまただだっ広い更衣室がありました。
車椅子も置いてあり、段差もなくバリアフリーで個室の更衣室も広々。
鍵の締め方がいいデザインすぎて分からず、頭の中が「?」でいっぱいになりました。
初めての空間に挙動不審ながらも何とか中に入ることができました。
さて、その全貌はいかに!
次回バートクロツィンゲンへ行く③へ続く…。
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